
「十年目に入りました」と、過日の講座で
八二一先生が開口一番。
ひと昔と云われる、単位の一つ。
そんなに通っていましたか、わたくし。
9年前の初夏のある日、黒猫ナナさんを折角買った一眼レフで撮るも無惨な仕上がりばかりの娘に呆れ果て、新聞に入っていた「近鉄文化サロン」のとても大きなチラシの「猫を撮る」という文字を見つけた母が「通いなさい」とひとこと。
たったそれだけの始まりです。
他の一期生である
ごとーさんや
やましたさんは、事前に八二一さんという猫写真家を知っていて受講したのに対し、人見知りの上に人間嫌い甚だしかったナナメ人間のわたくしは「どんなおじいさん先生なんだろう、怖いんかなー、やだなー」と半ば塾へ通う事に抵抗する子どものような気持ちで初日を迎えた事を覚えています。
いざ行くと、一体どちらが先生だと云うくらい若い先生、しかもお二人、スタイリッシュな美男美女。
物腰柔らかく、生徒を褒めて伸ばす、しかし押さえる所はきっちり知識を植え込んで下さったおかげで、今も飽きる事なく続いているのだと思います。
今も役立っているのは、先生の発せられた言葉の欠片のようなものを自分なりに集約したものだと思います。
展示の実践、撮影実習、個展の相談などは時間外でもご都合がつけばメールや電話で乗って下さり、十年間で気付けば合同展や個展を毎年開催するまでになりました。
雑誌から依頼されての写真提供や、一生の記念にもなる八二一先生プロデュースでの写真集「平太」も出すことができました。
先生の「写真展」や「ブログ」に対する姿勢を見よう見まねで実践したおかげで毎日多くの方がご覧下さっている事も、間接的であるかも知れませんが講座のおかげだと思っています。
また、ブログをご覧の皆様にも日々ご訪問頂き、それだけでも充分嬉しい事ですのに、人気ブログランキングへの投票や、一手間掛けてのコメントや、遠い所からであってもわざわざ小さな個展へ足を運んで下さっていることは、毎度の事ながら嬉しい驚きでもあります。
時間とデータ通信料を割いてのご訪問、ありがとうございます。
楽しんで下さったり和んで頂ければ、何よりでございます。
また、他の有名な猫ブロガーの方々や、写真方面の方にもお心を留めて下さっていることを間接的、直接的に伺うごとに、ただ感謝します。
そうやって少しずつ枠を広げつつ、まだまだ猫写への興味と向上心を失わず、一歩ずつ前に進んで行こうと思う個展直前の心境を記念にしたためておこうと思います。
自分をとりまくみなさまに、深謝申し上げつつ。
数えと満を間違えておりましたので、修正致します。講座は2001年9月からスタート。◎本業多忙につき、コメントレスをお休みさせて頂きます。ご了承下さい。■「ねこてん」(アクリュ)は10/1(金)~31(日)
※金・土・日・祝日(10/11)のみ営業
※営業時間12:00~20:00(最終日のみ18:00まで)
■「流光の猫 -点猫・6-」
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