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「マイケル教えて!被災猫応援の教科書」と、京都で3つ編みプロジェクトの展示。

「あれから」なんて不明確な言葉を使うようになると、輪郭がぼやけて風化してしまうような気がする。
東日本大震災から、8ヶ月が経ちました。

☆アマゾン


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ヨウカンさんの飼い主で、3つ編みプロジェクトの主宰でもあるカチモさんから、プロジェクトのことが載ります、と教えて頂いたこの本には、くるねこさんや「とりぱん」のとりのなん子さん、「よんむー」の伊藤潤二さんが執筆されています。

手元に届いて目を通し次第、またご案内させて頂こうと思います。
とりのなん子さんの、毎週掲載されている「モーニング」の「とりぱん」でも、震災当日のことが描かれていました。地鳴りと停電後の静寂の様子が、心に迫る内容でした。

3つ編みプロジェクトの展示が京都で開催。
ことばのはおとにて。→アクセス
2011年11月12日(土)~11月20日(日) ※月・火お休み
11:30~19:30
「うちの猫ら」(kachimo&ナオさん)主催
150枚の3つ編み猫のパネルを展示いたします。
12日、カチモさんが在廊されます。

| 読本。 | 23:49 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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最近の購入履歴。

今年はずっと漫画買わずに来たのが、平太展が終わってから堰を切ったように(笑)。

今回もかなり良かったです。前半は涙、後半は妖率が高くて。

夏目友人帳 10 (花とゆめCOMICS)

ずっと迷っていてえいやと買いました。
激ハマりで現在同志を増やすべく、貸本中。
どの登場人物もキャラがしっかりしていて久しぶりに何度も読み返しました。

ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス)ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス)
(2008/05/13)
末次 由紀

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続きが気になって雑誌を手に取ったら、巻頭ページが「生徒諸君」だったことの衝撃……。

前作エマに激ハマりだったので、全く違う世界観のこちらはどうかと思いましたがやはり面白かったです。
ただ、狩りの様子や毛皮を捌くシーンが普通にあるので、好き嫌いが分かれるかも。

乙嫁語り 2巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)乙嫁語り 2巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)
(2010/06/15)
森 薫

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他にのだめとか、百鬼夜行抄とか、テレプシコーラとかの新刊と、必ず猫が出てくる波津彬子さんの作品などなど。

書籍は、


虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)
(2010/02/10)
伊藤計劃

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ちんぷんかん (新潮文庫)ちんぷんかん (新潮文庫)
(2009/11/28)
畠中 恵

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子どものための哲学対話 (講談社文庫)子どものための哲学対話 (講談社文庫)
(2009/08/12)
永井 均内田 かずひろ

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転がる香港に苔は生えない (文春文庫)転がる香港に苔は生えない (文春文庫)
(2006/10)
星野 博美

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などが積読状態。ページを繰ると眠気が襲うものを何故買うのか……。

久しぶりの菅野彰さんのエッセイ新刊、

晴れ時々、生ビール
が出ました。買わねば。

彼女の愛猫「ニャン太さま」を亡くした時の文章が、

海馬が耳から駆けてゆく〈5〉 (新書館ウィングス文庫)
という文庫版あとがきにあるのですが、何度読んでも辛くて泣ける。
しかし、この巻の本文は爆笑に次ぐ爆笑のネタが続いて腹筋が痛い。
ご友人の40才のお誕生祝いの幹事を引き受けて当日を迎えるまでの話の見事さには、自分もその場にいたような楽しさが味わえます。

この方の本業はBL作家ですが、エッセイの面白さが秀逸……色んな意味で身体を張っていらっしゃるからでしょうか。

今でも最高に好きで何度も読み返してしまうのが

あなたの町の生きてるか死んでるかわからない店探訪します (UNPOCO ESSAY SPECIAL!)あなたの町の生きてるか死んでるかわからない店探訪します (UNPOCO ESSAY SPECIAL!)
(2006/12)
菅野 彰立花 実枝子

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立ち読みや電車内などで読むと大変なことになります。
まず最初はお家でお一人で一読、がおすすめです。

……と、猫写真とは全く違うネタですが、久しぶりにまとめて備忘録。

| 読本。 | 22:45 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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『名前はまだニャい。』

名前はまだニャい。名前はまだニャい。
(2010/03/30)
八二一

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八二一先生の待望の外猫写真集が、3/30に出ます。

君のニャは、君のニャは、
(2002/08)
八二 一

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の、アンサー的タイトル写真集。

特筆すべきは、すべてポジ写真であること。しかもISO100メイン。
あの時は「先生はさすがだなあ」だったのが、デジ主流になってから拝見すると「し、、、、、信じらんない」に変わっております(笑)。

長年の講座受講、スライド作例で拝見したあれやこれやも懐かしく、やっぱり先生はすごいなーと感動再発見の1冊です。
あー、うちもこんな写真が撮りたいねん!と思うページだらけ。

宜しければ是非書店にてお手に取って下さいまし。
またはこの記事のアマゾンをポチッと(笑)。

| 読本。 | 09:52 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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猫本フェア@往来堂書店

往来堂書店という東京の書店が、「猫本フェア」なるものをしておられます。2月の間の一ヶ月間。
ツイッターが発端で、読者と各出版社さんがタッグを組んで実現したという面白いイベント。
http://heibonshatoday.blogspot.com/2010/02/25.html

店舗住所はこちら

普段目にしないような猫ネタの本も揃うかも知れませんね。
カントーの方、いらっしゃったら是非ブログのある方はレポお願いしますv

また、他の地域の書店さんも猫本フェアーを企画しているとか。

……大阪でもやってくれたらいいのに!!

ちなみに、わたくしの写真集は置いていないようですが、kachimoさんちのヨウカンさんとおかきちゃんの写真集はあるみたい。
今日、ヨウカンさんから色んなカレンダーが届きました。
平太カレンダーとエール交換です(笑)。

| 読本。 | 23:29 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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表紙に一目惚れ。

元祖や由来はあるのだろうが、私が「にゃんこ先生」と聞くとまず浮かぶのがこの作品。
過日、友人のプレゼントを買い求める為に、とあるヲタク店を経巡っておりましたところ、平積みのこの本が目に入りました。

「夏目友人帳」
夏目友人帳 1 (1) (花とゆめCOMICS)夏目友人帳 1 (1) (花とゆめCOMICS)
(2005/10/05)
緑川 ゆき

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表紙に、他人とは思えない猫が描かれております。その柄は三毛に相当するものの、バランスがあまりに妙。
親近感のもとを辿れば、どうやら平太に似ている。

緑川ゆきさんの作品は、その昔「あかく咲く声」が結構好きだった上に、妖怪ネタでもあるらしい。
これは買わねばならんだろうということで1巻のみをまずゲット。

先入観で、きっとコミカルな妖怪退治ものなんだろなーと読み進めるうちに、ティッシュボックスを脇から離せないストーリー展開に思いきりやられましたです。
「泣ける漫画」といってしまうのもちょっと違って、心の中の、弱い部分に直撃した感じ。
甘くないけれども優しい漫画です。
そして「にゃんこ先生」は、飼主にネコジャラシをされる後姿がたまらなく平太みたいです(笑)。

で、毎度のことながら、気に入ったものを誰かと語りたくて貸したくなる私、近頃まっさきに白羽の矢を立てられるR吉さんにはエライ済まん事で(笑)。
5巻まで出たところで、アニメ化決定だそうです。

妖怪が平気な方は、良ければお手にとってみて下さいまし。

| 読本。 | 21:22 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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「箸の上げ下ろし」酒井順子。

確かに、その時私は空腹であった。
ええそうですとも、言わずもがなの表紙買いですとも。
だってこの食卓の絵、うっとりしませんか?

短いエッセイがつまっているこの本は、細切れに何となく文字を追いたい時にぴったりな一冊です。
料理の蘊蓄そのものでなく、食をめぐるあれこれを考察しつつ日常を過ごす、という風。中にエッセイストの矜持ともいえる鋭い一文を潜ませてあったりして、それもまたにやりとしつつ読み進む。
同年代とあって、うなずけることも多くて、自分ならどう云えばいいのかわからないもどかしさも代弁してくれたような爽快感も味わえました。

例えば、茶道をした事のない人間が、急にお茶席へ放り込まれたらどうなるか、とか、蘊蓄満載のそば店で食べるそばなど、緊張のあまり味がしない、などなど。

まだ途中ですが、読み終えるのが楽しみです。

箸の上げ下ろし (新潮文庫 さ 23-8) 箸の上げ下ろし (新潮文庫 さ 23-8)
酒井 順子 (2007/08)
新潮社
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★余談ですが、明後日からの「額展」(ギャラリーBOSCO)の発送を、今日いたしました……明日はmokkouyaさんの定休日なのに、鬼のような仕打ち……。
つい先日仕上げたばかりの、個展用の新作額も参加。

時を同じくして、ヤマダ先生も同じテーマの額を製作されたとのこと。
いっそ私が買い占めたい……。そんな手間ひまかかってくじけそうになった額です。今までで一番泣きを見た額。なのにそう見えない所が切ないです。

私の展示する猫写真は全て、mokkouyaさんの猫達です。
中でも、アイドルのケンちゃんが活躍しました。

9/21-10/8、木曜日定休、12:00-19:00。お楽しみにv

| 読本。 | 23:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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平安妖異伝/道長の冒険。

突然ですが、カテゴリを増やしました。

以前よりぽつぽつと読んだ本のことを書いていたら、数名様から「参考にしている」といって頂きまして。
割とお付き合いさせて頂いているブログ主様と、書籍の好みが近い方がいらっしゃいまして、それもまた「類友」ということなのかしら、と。

読書感想文や評論などを、心底鳥肌もので避け続けていたのが災いし、碌な事を書けませんが「面白かった!」というものを今後取り上げて参ります。

とは言え、読んでいるものは気楽な読本ばかり、好き嫌いのあることですので「フィーリング違うわ」と仰る方はスルーして下さいね。
今回は多分、というか100%さくらちゃんは嫌いな分野です、ごめんよー(笑)。でもこれが私。

で、おそらくこの辺りは、まるちゃんのストライクゾーン、もう読まれている気がします(笑)。

平安妖異伝 (新潮文庫) 平安妖異伝 (新潮文庫)
平岩 弓枝 (2002/09)
新潮社
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江戸時代ものが好きだといいつつ、現在読んでいるのがこのシリーズ。
平安時代物でございます。藤原道長でございますよお客様。
なので、最初は「貴族文化」に慣れるのに時間がかかりました(笑)。
何しろ牛車で「方違え」の文化。
狩衣に直垂と聞くと、京都文化博物館に行く度に着付けてもらっている知り合いのことまで思い出しました……十二単じゃなくて、直垂。ああたいへん。

とは云いましても、主題は「妖退治」、それを雅楽などの音楽を軸に進められて行きます。
真比呂、という少年が頼もしく道長を補佐するわけです。

真面目な方には「ありえねえ」とつっこまれること大ですが、楽しく読み終えた短編の後、現在途中まで読んでいるのが↓。
一冊まるごとの長篇と相成ります。
道長の冒険―平安妖異伝 (新潮文庫) 道長の冒険―平安妖異伝 (新潮文庫)
平岩 弓枝 (2006/09)
新潮社
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表紙に猫、居てますね(笑)?
寅麿くん、頑張ってます。
ピコそっくりの(?)紅眼児がキュートv(←本編に関係なく白猫というだけで飼主莫迦フィルタ)。

書店へいって、何気なく猫が表紙のものがあると、つい手に取ってしまうのですが、読むかどうかはやっぱり好き嫌いが出ます。

何故江戸時代が好きかといわれて、猫の出る掌編が多いからかも、と思わなくもない。今日も見ます、陽炎の辻(笑)。
これも小説で読みたくなって来ましたが、結構な巻数が出ている気がします……どうしよ。

| 読本。 | 18:46 | comments:9 | trackbacks:0 | TOP↑

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